2025/09/11 19:53

水晶との同調のワーク(チャネリング)は、顕在意識が考えつかないことを教えてくれます。

無駄な思考を鎮めるための手順をいくつか踏む必要がありますが、適切な指導があれば誰にでもでき、ハイヤーセルフやソウルグループのガイドから自分に伝えたいメッセージをダイレクトに受け取る事が出来る安全な方法です。


注意点は、人の心にはエゴがあるので受け取り・解釈の段階で様々な『歪み』が生じやすいということ。
これを頭の片隅に入れておく必要がありますが、歪むという事も体験で理解していくと、場を清めることの重要性や自我を鎮める時間をきちんと取ること、受け取ったメッセージの解釈を急がないことなどに立ち返り、より「いい繋がり方」ができるようになっていきます。


私個人は、うまく受け取れている時のメッセージというのは、
思いもよらないことではあるけれど、シンプルで奇を衒わない内容と感じます。
(シンプルすぎて意味がわからない時とかはある。むしろあるある。)



受け取りのブロックがなければメッセージを受け取るのは本当に簡単です。

それを理解し自分の人生にうまく取り入れることができるかどうかは、その人の取り組み次第で、そこが上手く進まないという人はいるでしょう。

なぜかというと、ハイヤーセルフやガイドが示すメッセージは、当人の『チャレンジ』を含む内容である事も多いからです。


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数年前、私はガネーシュヒーマールのヒマラヤ水晶とワークしていた時に、立ち昇る金龍のヴィジョンを受け取りました。



脳内に見えた、まっすぐ立ち昇る金龍は、地球の中心に眠る膨大なエネルギーのようにも感じましたし、肚から生まれる創造の力のようでもありました。


「人が自分の中の柱を立てる(=自己実現のために動く)時、その身の内には金龍のエネルギーが満ちる。」

数年を経て、あの時のヴィジョンはこのように言語化することができます。


龍を体外的に観る人ならば、きっと龍の加護(ご縁)を外側に感じることでしょう。



最近、作り直しをしている金の龍の刻印が入った勾玉(前記事参照)は、このメッセージを実現しようと思ってお守りペンダントに仕立てて身につけていたものです。


このメッセージを受け取ったあと(2017年〜2023年)、私は、それまで全く興味がなかった神社へ、石を持って足を運ぶようになりました。




水にまつわる神社が多く、オーダーを受けた石を洗いに行く事もありました。


石を洗いにいく時には特に問題ないのですが、自分のワークとして出向くときは結構な確率で蜂が待ち構えていました。


ある時は参拝への道は開かれていて、
ある時は、威嚇され、鳥居の前で追い払われる。

呼ばれて行った先で門前払いされるのはトホホな体験ですが、そういう時は必ず、今の自分に必要な気づきのためのサインやメッセージを受け取りました。



大きな樹木やトンボ、クロアゲハ、時には銀蠅なども、神社の案内のように境内で不思議すぎる動きを見せることがあり、私は「神社の昆虫は神様の使いなんだな。」と思いました。


3次元と異次元の狭間のような不思議空間を体験する時期は数年続きました。


この頃は微細な意識体が超過敏になっていたせいで、高波動域での心地よく不思議な体験も多くありましたが、逆に病院や霊場(山とか)などではネガティブなエネルギー体が入ってきてしまって怖い体験・苦しい体験をするということも何度かありました。


その体験から深く腹落ちしたことは、やはり地球は『二元性を体験する星』だということ。

喜びの大きい体験をするからには、その反対の大変さを感じる体験も生じること。

その表裏は片方を無いことにはできなくて、両方を受け入れる事が必要になるのです。


神社での私に必要な体験は完了したのでしょうか。
現在の私は、あの頃のような神社へ通う生活は送っていません。

自分の意思とは関係のない状況の変化から『選択の機会』が訪れ、そこにどっぷり浸かるという人生は選びませんでした。

今は、当時のように脳に干渉が入る事も強く気持ちが向く事もありません。



体験の意味というのは、それが終わったあと、離れた視点から眺めることで理解認識できるようになります。


体験のさなかの主観でジャッジしたものを冷静に再評価することは時に苦々しい気持ちを生みますが、そこまで進むことが出来ると自分の人生に本当の癒しや変容が訪れます。


超意識がもたらすメッセージというのは、
その人の魂が体験したいことをするための導きであり、それはエゴが期待する「リスクなく成功する方法」ではありません。

リスクの内容に関してはもちろん考えなければいけませんが、それが許容範囲であれば多少の失敗も込みで望んだ体験をしにいくことや、失敗も糧とする前向きな心の力をつける事が大切です。



覚悟を決めて自分自身の本音を受け入れた人の人生は豊かなものとなっていきます。


「金龍のエネルギーが満ちる」とはそのような状態のことです。

それはゴールではなく、その人の本当の人生が始まるときなのです。