天然石の持つ癒しの力

天然の水晶が育つ速度を知っているでしょうか?

大地の中で育まれた場合、水晶が1mm成長するのに約100年かかると言われています。

写真のスモーキークォーツほどのサイズの石が育つのには1万年以上の歳月がかかっています。

私の手のひらの上にある、この小さな水晶でも推定年齢3800歳以上です。

大地の子宮に育まれてゆっくりゆっくり成長する鉱物は地球上で最も安定したエネルギー体の一つであり、その波動の影響(恩恵)を受け取る目的で扱われた石たちはヒーリングストーン/パワーストーンと呼ばれています。

天然石の力を味方につける

人が天然石を持つきっかけというのは様々ですが、クリスタルを好むほとんどの方は、その美しさに惹かれたり、神秘的で自分に良い影響を与えてくれそうな石のパワーを象徴する言葉を自身の中に取り入れようとする想いがあることでしょう。

それをジャッジする人もいますが、私はそれも良い影響の一部であると捉えています。

人間の無意識は頭で考えるより大きな働きを持っています。言語であっても、見た目であっても、もっと不確かな印象のようなものであっても、無意識が自分に必要と感じて惹かれたことにはその人の個人レベルで深い意味があるのです。

ただ、それさえ持っていれば自分は何の努力や行動をしなくても全てがうまくいくようになるということではありません。
石に惹かれたことから自分の深みのもたらすメッセージを真摯に受け取り、自分の本当に望んでいることや変化する必要性に気づき、向き合っていくことで、人生は大きく変わっていきます。

石の波動がもたらす恩恵

上記では人間の意識側に焦点を当てて天然石のエネルギーの恩恵を書きましたが、石のエネルギーが人間に与える影響について、別の側面からも見てみましょう。

物質とは固有の周波数を持って振動するエネルギー体です。
万物は全て振動しており、互いに影響しあって存在しているのがこの世界の仕組みですから、私たち人間も常に何かに影響され、良くも悪くも変化し続けて生きています。

天然石は元素や結晶構造によって特徴のある波動を発していて、触れていると人の波動はその石の波動の影響を受けます。
これがヒーリングストーンの直接的な癒しの力です。


ヒーリングストーンの癒しの力は、大きくわけて2つあります。

一つは、同類の固有周波数同士は引き合うという性質(共鳴・共振)です。

例えば、人間の活動的なエネルギーと類似したエネルギーを発している石を身につけていると、その人の中にある同質のエネルギーが高まり、活動性が上がるという事が起きたりします。

他にも、鎮静のエネルギーを発している石、愛や幸せと呼ばれる層のエネルギーを発している石、集中力が高まる時の脳波と同じようなエネルギーを発している石、、、など、
様々な『その石固有のエネルギー』があるので、共鳴共振の作用を上手に活用すると比較的ラクにその性質を増大する事ができるのです。


もう一つは、全く違う種類の波を当てるとその影響で新しい波が生まれる(干渉波)というものです。

これは、自分の慣れ親しんでしまっているパターンを変えたいという時にとても助けになるエネルギーです。

この体験の前と後では青虫と蝶くらいの違いが生まれますが、変容の最中は大波にもまれるような苦しさや困難を感じる力でもあります。

その石を持ってから体験として人生の課題が次々押し寄せてくるようになった場合は、石の力が干渉波として働いてくれている(自分の内面に起きているエネルギー変化が現実に反映している)のでしょう。

人間のサイクルと比べても圧倒的に長い時間をかけて規則正しく成長する鉱物は、それだけ安定した性質をもっていて、身の回りに置くことで私たちへの肉体・感情・思考へと波動の影響をもたらしてくれます。

自己変容のサポートとして、ヒーリング力のある石を人生に取り入れてみてはいかがでしょうか(^-^)