2025/11/04 19:47

こんばんは。北極熊のアトリエのシロクマです。


パワーストーンブレスレットを作っているヒーラーさんの「石のパワーは数年で弱くなります。」という表現を見かけて。

それは違うんじゃないかな・・・と思い、この記事を書くことにしました。


結論から書くと、鉱物が発しているエネルギーは人が所持したからといって数年で弱るということはそうそうありません。

鉱物は地球上で最も安定したエネルギーで、その結晶構造が変質してしまわない限り、いつでも同じ波動を安定的に発していられる物質です。

石は持つ人がどんな精神状態でいようと、どんな波動を発していようと、それに引っ張られることなく自分自身の独特の波動を出し続けることが出来ます。
それに対して人間の方は外的要因の影響を受けやすいので石の波動に引き上げられたり落ち着いたりします。
だからこそ、ヒーリングストーンと呼ばれる鉱物はヒーリングに使えるわけです。
丁寧に扱っていれば、石の寿命は人間のそれよりはるかに長いと言えるでしょう。


物理的に変質を受けるような状況にさらされた場合は、その石の本来の波動を損なう可能性があります。
例えば、
結晶構造が壊れてしまうような衝撃を受けた。
水濡れに弱い石の場合は、水の浸透によって変質が起こった。
熱・紫外線の影響で内部構造が変質した。
・・・など。

損なうというとネガティブなイメージですが、熱や紫外線の影響で別のヒーリングエネルギーを発するようになる場合もありますから、そのあたりは身につけていて「いい感じ」がしているならば問題ありません。


他に、石のエネルギーが落ちたように感じてしまう理由として考えられるのは、
パーソナルなパワーストーンやヒーリングストーンとして石を身につけている場合の人間サイドの変化です。

これは喜ばしい変化だと思いますが、石のサポートを借りて真剣に自分自身や己の人生に向き合った結果として、数年で自分が変化してしまったから石と波長が合わなくなる(人間側が、その石の助けを必要としなくなる)ということはあります。

この場合、石自体は何も変わっていません。
変わらず、その石はヒーリングエネルギーを発していますから、必要ない時期は飾っておいて(仕舞っておいて)、またその石のエネルギーの助けを借りたい時には使うという感じでもいいように思いますし、
その石と過ごした時間と変化した自分に対する感覚があまりにも濃厚で「卒業だな。」と感じたならば、一区切りつけて、新しくなった自分に会う石を求めるのがいいように思います。


心霊的な視点でエネルギーのことに触れておくと、
石の内部構造が変質するほどの念を発する人というのはかなり希であると思いますが、人の強い執着のようなエネルギーが石の表面に残るということはあるように感じます。
一般的に『石の浄化』というのは、この表面的なエネルギーの付着・くすみ・濁りを祓うことです。


その他に、物理的な要因がないのに石の色の変化が見られる。
持ち主のプロセスと連動して壊れる。紛失する。ということは結構あります。

必ずしも不吉なことではなく、人間視点では見えない大きな流れの中で起こるシンクロニシティー(意味のある出来事)なので、なにがどのように石の作用したのか、人に作用しているのかは、思考で導き出すより感覚で受け取った方がいいと思います。
(その感覚が鈍っていたり、閉じていたりする場合は、自分の感覚を取り戻すことが結構大切かもです。)


人智を超えた何かが人に(人生に)作用していることを受け入れるのはスピリチュアルの恩恵を受け取る際の大前提ですが、明らかに間違っているスピリチュアルな認識は修正した方がいいですし、

以前思っていたこと(信じていたこと)が、経験と理解が増えることで違う見え方になったりすることは、スピリチュアルの世界に片足を突っ込んで生きている人の「あるある」なので、「認識は刷新されていくもの。」「無知だった頃の事が恥ずかしいと思うのは成長の証。」という風に私は考えていまして。

この記事は投稿するかどうかちょっと迷いながら書いたのですが、、、私自身、そのような姿勢であり続けたい。ということで投稿しておきます。