2025/07/15 23:04

こんにちは、北極熊のアトリエ 店主のシロクマです。

本日は、私がヒーリングペンダントを作るようになった理由やこの活動を通して理解したことなどを書こうと思います。

まず、ことの始まりから。

初めて天然石に触れたのは、小学生の頃。阿蘇山の火口のお土産屋さんで袋詰めされて売られているメノウや水晶のタンブルでした。

見た事のない透明感・輝き、そして、その美しい石が持つ不思議な力というのも子供心に魅力的でした。

幼少期に霊的なクライシスを体験していた私は、心霊やおまじないや占いは怖い感じがして嫌だったのですが、天然石のもつ癒し系の力は受け入れやすかったのです。


石に魅了された私は、原石なども少しずつ集めるようになり、自分の気に入っている裸石をペンダントにして身につけたい!と思うようになりました。


技術的な面などから、その願いが形になったのは大人になってからでした。


自分の内面にちゃんと向き合うことよりも、石からの恩恵を都合よく受け取ろうとしていた20代の頃。


私は当時のパワーストーン情報には懐疑的だったので、自分が感じている石のエネルギーはそんな風に人間に都合よく働くものではないと強めの正義感を振りかざしていました。



今思えば、それは自分が持っている石のエネルギーに対する期待(欲)を投影して読んだ本に対する嫌悪感だったりするのですが(^_^;)

私は、自分の持っている「人間らしい欲」と「もっと純粋な感覚」、この相反する二つがごちゃごちゃしたまま、気に入っている握り石をお守りのようなペンダントに仕立てて、ヒーリングストーンペンダントを身につけるようになりました。


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そんな感じから石との関わりは少しずつ深まっていき、よいエネルギーの石が集う石屋さんや海外のマスターの書籍などに触れるようにもなりました。


磨かれたもの・原石、人工的なトリートメントを受けた石なども含め、ご縁のあった石のエネルギーに同調するやり方を覚えると、内から外から、石と行なったコミュニュケーションに対するアンサーが受け取れるようになり、私は知識と体験を擦り合わせて物質に宿るスピリットや宇宙(森羅万象)の仕組みも学ぶようになりました。

スピリチュアルな学びを欲した理由の一つに、自分の幼少期の体験の意味を理解したかったという気持ちがありました。  


ゴリゴリのスピリチュアル、オーラソーマ、ボディワークを含むトランスパーソナル心理学、シータヒーリング、インナーチャイルド、タロット、算命学など、、
興味の赴くものを学びに行き、信頼感のある先生に自分の体験について聞いてみたりもしました。

そこでは、私の体験に関して直接的な答えを得れる事はありませんでしたが、自分の感覚の受け取り方、それを知的な理解に結びつける事など、自分で答えを見つけていくための必要な智慧というものを教えて頂き、それぞれの学びからは必要なものを受け取る事ができました。



天然石とのワークもまた、同じような事が言えます。



個人的に石と行うスピリチュアルなワークは、ずっと知りたかった『不思議』の一部を体験し、解明するものでもありましたが、その大部分は自分を知るための旅でした。

30代後半から40代の半ばにかけては、怒涛の勢いで感情レベルの様々な浄化作業にも向き合うことになり、それが終わった頃には、一旦抜け殻に・・・笑

深みに溜まっていた嵐のような感情がなくなると内面が楽にはなりましたが、同時にやりたいことに対する想い・熱量までも一緒に燃え尽きてしまったような感じになりました。

人生が萎んでいくような感覚は心地いいものではなく、美化してしまいがちの過去への郷愁のようなものを感じる事もありましたが、

どこかで自分を諦めなければ、内面はそれに応えるように静かに回復の道を選ぶのです。

起きてくる体験(スピリットからの教え)を真っ直ぐ受け入れて、それが本当に役立つ『生きる技術』として扱えるようになるための時間に信頼をおくこともまた、私の必要な学びだったのだと思います

ペンダントを作り始めてから20数年。

その年月の中で出会った人、受け取った情報、自分自身の変化に合わせて、少しずつペンダント作りの形は変わっていきました。

体験を通して理解したことは、

天然石のヒーリングエネルギーを受け取ることは「外側由来の癒し」であるのに対して、

持ち主がヒーリングの意図を持って『聖なる道具』扱うことは、「内側から発生する現実創造のエネルギー」だということです。


天然石にはその石特有の『癒しの周波数』があり、ヒーリングの意図はそれに沿ったものであったため相乗効果がありました。

中には強烈に自分の内部と響き合う石というのがあり、そういうアイテムを使うと否応無しに浄化の体験が訪れましたが、きっと一人では向き合うことを避けたであろう自分の滞りを解消する方向へ押し進めてくれたことには深い感謝を感じています。


そのような体験とスピリチュアルな理解をベースに、アトリエでは

・人間も自然の一部だと感じられること

・自分の神性に繋がるパイプを太くすること

・精霊が発してくれるささやき(サイン)を受け取れるような感性を取り戻すこと

を、重視した制作を行なっています。

アトリエで制作するペンダントにご縁がありましたら、ぜひ、内面にあるエネルギーと外部から受け取るエネルギー、その両方があることを感じてみてください。

それでは、また (^-^)/